留学生の減少に歯止めを!!東大が実施したプログラムの効果
先日テレビで、東大の入学式の様子を放映していました。
希望に燃えた若き秀才達や、苦労の末に合格した方もまた、晴々とした表情で、式に参列されていて、初々しい映像でした。
そのニュースの中で、平成25年度から、新たに始められるプログラムの紹介があり、入学した一年間に、世界各国での留学を支援する為に、休学を認めると云う制度の話しでした。
こうした取り組みを、東大が先陣を切って実施することで、対外的にも、大きなアピール効果があると思います。
初年時長期自主活動プログラムと名付けられた、この留学支援プログラムは、入学したての1年生が、自らの意志で申請をして、1年間の特別休学期間を取得し、東大以外の場において、ボランティア活動や、国際交流活動など、長期間にわたる社会体験活動を行う―。と、云うもので、便宜上、留学のみに制限はされていませんが、主に海外研修、即ち勉学に捉われず世界を見て下さい―。と、云う支援策です。
こういうのは、語学も優秀な東大生だからできるのかもしれませんが、とても期待が持てる制度だと思います。
日本へは多くの海外からの留学生が来て学んでいます。
東大にも、もちろん海外からの学生も入学しました。
また、初年時長期自主活動プログラムを、申請した学生が、初年度は24名居たと、発表したと思います。
このプログラムで面白いのは、期間中の複学を認めないと云う点だと思います。
自己研鑽する中で、一年間は何としても頑張れということで、必要に応じて最高50万円もの支援が行われるそうだ。東大は、日本の英知を集めた集団だけに、この制度が定着し、多くの学生が世界で見分を広げて、日本の未来の為に還元して欲しいですね。